杉原紙発祥の地にて その1
兵庫県多可郡多可町加美というところにご縁があり伺いました。
杉原紙は、兵庫県の重要無形文化財・伝統的工芸品に指定されている、1300年の歴史と伝統を持つ和紙です。
わたくし、スーパー晴れ女のはずなのに・・・何故か雨・・・・しかも寒い・・・
車を走らせて2時間ほど・・・入った加美地区は山と美しい川、田んぼや畑にかこまれたとても静かで美しいところ・・・・
山に霧が立ちこめ、とても神秘的・・・・
歴史を、ロマンを感じずにはいられない不思議なところでした・・・
江戸時代にはこの杉原紙を使う事は武士のステイタスになっていたほど・・・・献上紙としても使われた高級品です
多可町の子ども達は和紙の原料であるコウゾを育て、皮を剥いてたたいて・・・一連の作業を経験し、和紙を漉くそうです。
そして、その紙は卒業証書として使われるそうです。こんな経験をしたら自分たちの町の和紙に愛着を持たないはずはないですね・・・・
この杉原紙を研究され、伝統を復活させ、後世に伝えようとしていらっしゃるのが杉原紙研究所の方々です。昨日お会いしたのは、藤田さん、浦部さんのお二人でした。
とても感じがよく、和紙について相談にのってくださり、お話を聞かせて下さいました。
そして、この杉原紙を紹介してくださったのが、最近テレビなどにも出演され、書き下ろしのパフォーマンスをされる書家の後藤稔さんです。稔氏については次回ご紹介させていただきます!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント