石が引き寄せるパワーと人の魅力にやられた・・・・

昨日の銀座、コロちゃんのお陰で、人もまばら・・・・

それでも、わたくしはひと月も銀座に住んでいる・・・・

そして、まさかの個展の真っ最中!

12階のペントハウスから見えるお空がとても美しくて、

「あ〜!なんて幸せなんだろう!」なんて独り言を呟いていた・・・

西陽がガンガン!黄金色に輝く頃、

す〜ッと正面から、静かに春風かと思うようなふんわり優しいオーラを纏って

女性が入ってこられた・・・なんて美しい!

しかもBGMはアベマリア〜!

あっ!女神(ミューズ!)だ!心の中で叫んだ・・・・

「わかります?〇〇です!」「もちろん!〇〇〇〇様ですね!」とフルネームが飛び出す・・・わ〜!このタイミングできてくださる〜???なんですか?

このスペシャルな映画の中のような登場シーン!

パーフェクト!

なんだろう!大好きな人にやっと会えたようなワクワクした気持ち!なんとも嬉しいじゃああ〜りませんか?!

 

その少し前、ちょうど私は石(ルース)を並べて、お話ししてたところ・・・

あ、石とね・・・・

そして、どれがいいかなあ・・・やっぱり自分が選んできただけあって、どれもいいなあ・・・

私やっぱりすごい冴えてるんじゃない?!

これお客様に行かなくても自分で欲しいなあ・・・

「30分でこの子たちを選んで来たあなたの審美眼は只者じゃない!」という石博士のほめ言葉を思い出したりしながら、ニマニマ・・・

いつもの「独り褒めちぎりの会話!」

いわゆる世間ではアホだな・・・知らんけど・・・

 

ミューズに一通り作品を観ていただき、ふと石の話になったので、

「ちょうどいい石たちがいるんですよ」となり、

彼女はゆっくり腰掛けて・・・・石のコレクションのご説明をいたしまして・・・・

選ばれたのは

深いブルーのロンドンブルートパーズとピンクと黄色が優しいスポジュメンという

珍しい石!(クンツァイトなのにちょと違う・・・何が違うかは本物を見ないとわかりませんので省略)

どちらも気になるご様子で、選びきれませぬ・・・対照的だもの・・・

方や「クールで聡明・・・」方や「愛という感じ」と表現されていました・・・

「やはり二つというのは良くないですよね?」

「おひとつにされた方がいいと思います。より愛着が湧きますし」

「ですよね、気持ちが分散しちゃいますよね・・・」

という会話の後、

もともとブルーが大好きらしく、深くて渋いブルーのロンドンブルートパーズにかなり心が動いてらっしゃっいました・・・・はい、実はわたくしも欲しいです。はい。

「わたくしは美味しいコーヒーを入れてまいりますので、しばらく石とお話ししていてください。どちらがいいか、ご自分のハートに聞いてくださいね!きちんと答えは出ますから」

と席を離れました。

余談ですが、先日、有名店のバリスタに美味しいコーヒーの淹れ方を教えていただいたので

その通りに淹れながら

ふと彼女がどちらを選ぶか、今、彼女にはどちらの石が必要でふさわしいのか宇宙に聞いてみました・・・

答えはピンクのスポジュメン!

だよね〜!

 

「どうですか?」

コーヒーをいただきながら、

「やっぱりブルーの方ですね」

「あら!そうですか」

ん?おかしいな・・・ピンクのはずなのにな・・・心の声

んが、

「少しこの場を離れて見ます」

「そうぞ」

とギャラリーをゆったりとひとまわりされて戻ってこられました。

すると不思議なことに

「あれ?ブルーが全くかすんじゃいました。さっきまでコチラだったのに、いまは

コチラの方がとても魅力的で強さを感じます」

なんということでしょう〜?!

結局選ばれたのはスポジュメ〜ン!

ミューズの優しい雰囲気と石の持つスカッとした透明感と淡いピンクとイエローのなんとも言えない優しい雰囲気がバッチリ呼び合っておりまして・・・

決まった!

「ごめんなさいね、またご縁があったらね」とブルートパーズにお別れを告げて・・・・

 

かなり個性的な石なので、さあて何にするのか・・・お打ち合わせ!

結果はお楽しみ!

 

驚いたことに、なんと!ミューズは石を購入されたのは生まれては初めてたっだのだそうです!

そして「このような衝動買いをしたのも初めてで・・・・あのような大きな石も色も選んだことがないんだけれど、随分冒険しちゃって・・・どうしたのかしら??」

まさに石が彼女のところに行きたい!という願いを叶えたのね!

「ブルーの石は今までのわたくし、ピンクの石はこれからの何か可能性を秘めたわたくしだと思います。」と表現されていました。

まさにおっしゃる通り!きちんとご自分でわかってらっしゃるんですよね・・・・

本当に魔法にかかったかのような出来事、改めて石と人の魅力が引き合う瞬間を見せていただいて、このお仕事をしていてよかったなあと思いましたよ。

なので、絶対に彼女を守るという石の願いを叶えるべく、最高のデザインと作りでお守りとして身につけられるよう尽力することが、わたくしの使命なのですな・・・・

宇宙にひとつのお守り・・・背筋が伸びますね・・・・

このご縁に導いてくださった全ての存在に感謝いたします。

ありがとうございます!

 

スーパースポジュメン!魔法をかけたのはこの石ですよ

 

写真では分かりずらいですが、もっと深い大人のブルーです