オリジナルの難しさとミッション!
昨年からバタバタと動き出したことがあり、今年に入ってどんどんその答えが出てきている今日この頃。それはいい答えばかりではなくて。
がっかりすることもあったりしますが、今、素晴らしい技術の進歩のお陰で、
便利な機械がたくさんあり、手作りではとても追いつかない早さと、美しさが際立っております。その中で手造りで生きていくにはいろんな課題があります。
変わらなくてはいけない部分、そして変わってはいけない部分・・・・
非常に難しい問題です・・・
ジュエリーでは宇宙に一つの逸品をやっていきたいというのが私の希望です。
んが、もっと身近に人に愛されるものも作っていきたいという希望もありますし、むしろそちらのオーダーの方が多いのも現実です。そしてそれもまた楽しいのです。
質が良くて、広く世の中に愛されるもの、人に喜んでいただけるものも作っていきたいなあ・・・とにかくプリンセスジェムブランドを知っていただかなくては・・・
と思っておりました。
そこで昨年あたりから、オリジナルの量産できるものを開発しようとしており、信頼しているいいチームができつつあるので、マシーンでこういうものはできないかと打診したところ、なんとびっくり!機械ではできない!という答えが何件も返ってきて・・・・
どんだけ〜?わたくしそんなに難しいデザインを出しているのか?!手の方ができるってどゆこと??とクエスチョンだらけの私に、とても丁寧に何ができないのか??どういうことが機械は苦手なのかを事細かに説明してくださりました。
なるほど!そこでまたびっくり!人間の手が一番融通がきくではないの???
ってことは、機械に任せる部分と、そうじゃない部分を組み合わせるということがPJではできる!他では面倒臭くてできない特別なことが、うちにはできる!と思いました。
どこにもできないオリジナルのものが新たな技術と素材を使ってできる!と確信しました。
魔法シリーズ!本当に魔法がかかったように始動します!
そしてハッと気づいたのです。私はこんなに手作りを大切にしているのに、いつの間にかなぜか機械が自分より上で、絶対的なものだと思っていました。それは私の中のコンプレックスに繋がるのですが・・・そう、ズ〜っと心のどこかでひきづっているもの・・・
「機械のように綺麗に左右対称にできない・・・・」
いらんわ、この考え・・・・捨てることにします。
果たして、人の心に響くものってなんなのだろう・・・・
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント